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お城の舞踏会行けたよ…!(*゚∀゚*)パアア
期限日付変更線のあたりって言う微妙なところだったんで(<友人の都合)会話だけでも!って思ってたんだが、描く人決める間にすみっこにちんこ量産してました。
この女死ねばいいと思います。
違うんだよ!違うんだって!ただちんこ描いてただけなんてあたし変態みたいじゃないですか!変態だけど!<そこは否定しないんだな。
や、シキ受けルートがスタート画面コマンド入力で出ればいいって話しをしてたらね、「ものっそ複雑なコマンドだったり」とか「格ゲー並みの」とか言う離しに流れ、昇竜拳を誰もいないところに放っていた自分には無理だ(あたしもですwww)、って流れの中で、ストⅡ森川出てましたよね、って言ったんです雪邑さんが。
そしたら
下半身が昇竜拳ですか。
とか言うから!言うから!!
下半身の昇竜拳てお前(爆笑)
そこから流れるように波動拳(白濁を撒き散らします)。
このコンボはきっとキリヲも使用可能に違いない!と思ってキリヲのちんこを描いたのがきっかけ…でした…(遠い目)<まず描くな。
切りをの使用技はヨガファイヤーな気がしますって主催様が仰ってました。何故だろう納得したのはwww
で、おいちゃんの昇竜拳は長持ちするけど勢いがないよね的なね、ね?
まだ描く方が決まってらっしゃらなかったので、そのちんこを淫靡たんに舐めてもらってました。
そしたら完成させろと指令を受け(笑)
完成…させたよ…!
実はペン入れ終わったくらいで時間になって友人から連絡きたんだが「やだあああああ!もうちょっといたいぃぃぃぃ!」ってごねたら「わかったからちんこでも何でも描いてくるがよろしい!」って怒られましたwww
でも「んじゃ30分ね。あたし風呂はいってくるから」って言ってたのに、結局1時30くらいまで多めに時間をくれたので殺意は封じ込めておく事にします。
く…去り際ホントに切なかった…!・゚・(ノД`)・゚・
しかし神々の作業工程を見れたからよいです(´v`)ンフ
と言うことでログ。自分とこだけね!(笑)
ちんこ祭りはログ保存してないぞ☆←
取り敢えずこのへんで「ちん神様」って言われました。どんな神!?一体どんな…!?Σ( ̄□ ̄;)
そしてちんこだけが本気塗りなアキラたんとちんこ。誰のかは謎だが、そのまま載せるわけいかんので相変わらず猫が邪魔してます。
…モザイクかけた方が卑猥だなんておかしいよ!←
このちんこはケイスケに違いないと言う事になったので背景にドライバー(笑)
あ、そだ「イル・レ」はちんこも綺麗です。って言ったら綺麗なちんこってどんな?って話しになったんで、後光がさして直視できない感じ、と言う事にしてみたんですが、そうするとモザイクいらずですよ。さすがですねイル・レ。<…。
しかしあとで冷静になって考えてみると、後光がさすちんこって…どんなけったいなブツをお持ちだイル・レ…(斬殺)
あと、時間までに終わらせる!とごりごり塗っている間、チャット部分で「根っからケイアキスキー」と言う話題に花が咲いたらしく、「ケイアキ友の会に入りたい」「それ入れて!」って言う会話がずらーっと続いてたんですね。
で、塗ってた雪邑さん会話の上のほうしか見えなくて「え、入れてってちんこを?」って素で誤解しました。ホントに申し訳ありま…せ…;`.orz.`;ブルブルブルブル
根っからシキ受け信者で正直すまんかった(*´∀`*)←
ああ、ホントお城の舞踏会は楽しかった…。
次は時間制限かかっているような事になっていない事を祈ります。
ラストまでは自分限界的に無理なんですが(朝までなんてとんだ化け物体力ですよwww)、4時まではいたいな…自分リミット(笑)
友人とこの頼まれ原稿、来月2日か3日くらいまでにって言われてるんです。
雪邑的突貫工事を考えればちょー余裕の日程です。構図も決まった事だしね!
今回はお話のイメージとかではないので、ここから駄目出しが入ることはまずないだろう(経験談)
しかし考えてくれ。よく考えてくれ。狗が!発売日が!!!
はい、いつもの如く凄まじい詰め込み日程です。死ぬ…!←
一枚のイラストなのになああ…萌えがないとここまで辛い作業なのかお絵かき。
だから引き受けるのいやなんだよー。なんだ俺あいつに何か弱みでも握られてんのか?<自分の事だろ。
ジョシュハムはまだ雪邑さんも萌えるからいい。だが原稿は違ぁう!
オリジナルだぞオリジナル。しかも女子。オリジナルなにそれ美味しいの!ミクでも描いてやろうかと思いました(殴打)<こら。
そう言えば高校の卒業アルバムにイラスト描かされたんだが、後輩がそれを(どこからか)見つけたらしくメールの添付に画像あって殺してやろうかと思った。
捨てろコノヤロウ!いや寧ろ燃やせ!積荷を燃やしてえええぇぇぇぇぇぇぇ!(錯乱)
過去自分が出した本とか世に出回ったものを片っ端から燃やしたいですよ ね!
まあ、もう手元に残している方なんていらっしゃらないだろうけれども。ちり紙に化けているのなら幸いです。
紙媒体恐ろしいぜ…。<原稿頼まれるのもっとも嫌がる理由の一つ。
原稿の件でちょっと友人と電話してたんだが、ちょっと雪邑さんオフでごたごたしてて精神状態があまりよろしくないもので、唐突になんかものすっげー泣きたくなってきて「わけは言えないが取り敢えず泣かせてくださいコノヤロウ」って言ったら「あはは、俺がビリーでお前がグラハムだな泣くがいいよ」とか言いやがるので、泣きたい気持ちがすっ飛んだ挙句萌えていいんだか(自分が受けで)悔しがっていいんだか微妙な気持ちになりました。
まあおかげで笑えたからいいんだが、後半ビリグラって話しになったから電話しながら勢いで書いた(笑)<相当元気じゃねえかお前。
我ながらアホっぽく仕上がったから晒しちゃうんだぜ/(^o^)\
読んでやってもいい剛毅なお嬢さんは続きからどうぞw
期限日付変更線のあたりって言う微妙なところだったんで(<友人の都合)会話だけでも!って思ってたんだが、描く人決める間にすみっこにちんこ量産してました。
この女死ねばいいと思います。
違うんだよ!違うんだって!ただちんこ描いてただけなんてあたし変態みたいじゃないですか!変態だけど!<そこは否定しないんだな。
や、シキ受けルートがスタート画面コマンド入力で出ればいいって話しをしてたらね、「ものっそ複雑なコマンドだったり」とか「格ゲー並みの」とか言う離しに流れ、昇竜拳を誰もいないところに放っていた自分には無理だ(あたしもですwww)、って流れの中で、ストⅡ森川出てましたよね、って言ったんです雪邑さんが。
そしたら
下半身が昇竜拳ですか。
とか言うから!言うから!!
下半身の昇竜拳てお前(爆笑)
そこから流れるように波動拳(白濁を撒き散らします)。
このコンボはきっとキリヲも使用可能に違いない!と思ってキリヲのちんこを描いたのがきっかけ…でした…(遠い目)<まず描くな。
切りをの使用技はヨガファイヤーな気がしますって主催様が仰ってました。何故だろう納得したのはwww
で、おいちゃんの昇竜拳は長持ちするけど勢いがないよね的なね、ね?
まだ描く方が決まってらっしゃらなかったので、そのちんこを淫靡たんに舐めてもらってました。
そしたら完成させろと指令を受け(笑)
完成…させたよ…!
実はペン入れ終わったくらいで時間になって友人から連絡きたんだが「やだあああああ!もうちょっといたいぃぃぃぃ!」ってごねたら「わかったからちんこでも何でも描いてくるがよろしい!」って怒られましたwww
でも「んじゃ30分ね。あたし風呂はいってくるから」って言ってたのに、結局1時30くらいまで多めに時間をくれたので殺意は封じ込めておく事にします。
く…去り際ホントに切なかった…!・゚・(ノД`)・゚・
しかし神々の作業工程を見れたからよいです(´v`)ンフ
と言うことでログ。自分とこだけね!(笑)
ちんこ祭りはログ保存してないぞ☆←
取り敢えずこのへんで「ちん神様」って言われました。どんな神!?一体どんな…!?Σ( ̄□ ̄;)
そしてちんこだけが本気塗りなアキラたんとちんこ。誰のかは謎だが、そのまま載せるわけいかんので相変わらず猫が邪魔してます。
…モザイクかけた方が卑猥だなんておかしいよ!←
このちんこはケイスケに違いないと言う事になったので背景にドライバー(笑)
あ、そだ「イル・レ」はちんこも綺麗です。って言ったら綺麗なちんこってどんな?って話しになったんで、後光がさして直視できない感じ、と言う事にしてみたんですが、そうするとモザイクいらずですよ。さすがですねイル・レ。<…。
しかしあとで冷静になって考えてみると、後光がさすちんこって…どんなけったいなブツをお持ちだイル・レ…(斬殺)
あと、時間までに終わらせる!とごりごり塗っている間、チャット部分で「根っからケイアキスキー」と言う話題に花が咲いたらしく、「ケイアキ友の会に入りたい」「それ入れて!」って言う会話がずらーっと続いてたんですね。
で、塗ってた雪邑さん会話の上のほうしか見えなくて「え、入れてってちんこを?」って素で誤解しました。ホントに申し訳ありま…せ…;`.orz.`;ブルブルブルブル
根っからシキ受け信者で正直すまんかった(*´∀`*)←
ああ、ホントお城の舞踏会は楽しかった…。
次は時間制限かかっているような事になっていない事を祈ります。
ラストまでは自分限界的に無理なんですが(朝までなんてとんだ化け物体力ですよwww)、4時まではいたいな…自分リミット(笑)
友人とこの頼まれ原稿、来月2日か3日くらいまでにって言われてるんです。
雪邑的突貫工事を考えればちょー余裕の日程です。構図も決まった事だしね!
今回はお話のイメージとかではないので、ここから駄目出しが入ることはまずないだろう(経験談)
しかし考えてくれ。よく考えてくれ。狗が!発売日が!!!
はい、いつもの如く凄まじい詰め込み日程です。死ぬ…!←
一枚のイラストなのになああ…萌えがないとここまで辛い作業なのかお絵かき。
だから引き受けるのいやなんだよー。なんだ俺あいつに何か弱みでも握られてんのか?<自分の事だろ。
ジョシュハムはまだ雪邑さんも萌えるからいい。だが原稿は違ぁう!
オリジナルだぞオリジナル。しかも女子。オリジナルなにそれ美味しいの!ミクでも描いてやろうかと思いました(殴打)<こら。
そう言えば高校の卒業アルバムにイラスト描かされたんだが、後輩がそれを(どこからか)見つけたらしくメールの添付に画像あって殺してやろうかと思った。
捨てろコノヤロウ!いや寧ろ燃やせ!積荷を燃やしてえええぇぇぇぇぇぇぇ!(錯乱)
過去自分が出した本とか世に出回ったものを片っ端から燃やしたいですよ ね!
まあ、もう手元に残している方なんていらっしゃらないだろうけれども。ちり紙に化けているのなら幸いです。
紙媒体恐ろしいぜ…。<原稿頼まれるのもっとも嫌がる理由の一つ。
原稿の件でちょっと友人と電話してたんだが、ちょっと雪邑さんオフでごたごたしてて精神状態があまりよろしくないもので、唐突になんかものすっげー泣きたくなってきて「わけは言えないが取り敢えず泣かせてくださいコノヤロウ」って言ったら「あはは、俺がビリーでお前がグラハムだな泣くがいいよ」とか言いやがるので、泣きたい気持ちがすっ飛んだ挙句萌えていいんだか(自分が受けで)悔しがっていいんだか微妙な気持ちになりました。
まあおかげで笑えたからいいんだが、後半ビリグラって話しになったから電話しながら勢いで書いた(笑)<相当元気じゃねえかお前。
我ながらアホっぽく仕上がったから晒しちゃうんだぜ/(^o^)\
読んでやってもいい剛毅なお嬢さんは続きからどうぞw
「嫌われてしまったかな。悪かった、謝るよ。確かに少し飲みすぎた。だから許してはくれないか?」
間接照明に照らされた室内で、グラハムは困ったような顔で降参のポーズを取って見せる。
ここにきていきなり彼女に抱きついた。それは非礼だっただろう、認める。
自分と彼女の仲だとしても、さすがに酔いに任せすぎたかと後悔する。
彼女はそっぽを向いたまま、こちらの気配だけは探っているようだが一歩も近付いてきてくれる様子はなかった。
ソファーを立ったら、きっと背中を向けて去ってしまうだろう。
どうすれば彼女のご機嫌が戻るだろうかと酔いのせいでやけに緩やかな思考で考えた。
こうして久しぶりに会ったと言うのに、このまま機嫌が戻らぬままではあまりに寂しすぎる。
「エリザベス、せめてこちらを向いてくれないか?」
懇願をこめて囁くが、彼女が振り向いてくれる気配はない。ほんの僅か顎先を揺らしただけである。
それでも自分の声に、本当は振り返りたい気持ちを抑えているらしい愛らしい横顔を見つめ、自然口元が緩んだ。
「君の勝ちだ。私の負けだよリジー。お願いだ、傍にきてくれ」
愛称のほうで呼べば、根負けしたと言うような顔でちらりと黒目がちな瞳がこちらを向く。
一人分開いている自分の隣へ手を差し伸べれば、先ほどまでの不機嫌を忘れたかのような顔でゆっくりとグラハムの隣へやってきた。
彼女の小さな頭に優しく手を乗せ、そしてそっと頬をなぞる。
「よかった。せっかくここへやってきたのに、君に振られて一人寝なのかと絶望的だったよリジー」
静かに瞳を伏せ、少しだけ迷いを見せながらゆっくりとグラハムの隣に座り、それから肩に頭を擦り付けてくる。
愛らしい仕草に微笑みながら、グラハムにしては珍しく甘えるように額を摺り寄せた。
軍人として過ごす日常ではあまり感じる事の出来ない温もりが心地いい。
少し高めの体温に癒された気持ちになりながら、静かな瞬きを繰り返す瞳の上に軽く唇を寄せる。
「うん、やはり君は最高だ。今日は一緒に寝てくれるね?」
まだアルコールの匂いの残る囁きが気に入らないのか、つれなく顔を背けられてしまったが、それでも背を向けて去ってしまわれない事に安堵し、やはり先にシャワーを浴びるべきだった、と反省した。
「心地いいな、君の傍は。このまま眠ってしまいそうだよ…」
言葉通り心地よさそうに瞼を閉じながら、そっと彼女の首に腕を回す。
特に抵抗することもなく抱き締めさせてくれる事に安堵を覚えるのは、相当彼女に依存している証拠なのだろうか。
このままここで。
それもいいかもしれない、と、抱き締める腕に力をこめたところで、扉の開く音が響いた。
「グラハム。そんなところで寝ないでくれないか?」
「なんだカタギリ。見てわからないか?今いいところなんだ、邪魔しないで貰おうか」
「邪魔って…人が顔洗ってる間に人の家で人の愛犬を口説くの、やめてくれないか?エリザベス、おいで」
主に呼ばれたが、彼女は顔を巡らせてカタギリを眺めたまま、グラハムの傍から動く気配はなかった。
全く困ったものだ。最近ではすっかりグラハムに懐いてしまって、彼がいる時には言うことを聞いてくれなくなってしまった。
諦め半分の溜息をつきながら、最後の文句を口にする。
「君の寂しがりがリジーに移っちゃってるんだよ。最近僕のベッドにもぐりこんできて困ってるんだ」
「全く君は不幸な男だ。リジーの抱き心地に気付かないで過ごしているなど」
「あのね、健全な成人男子ならまともに人間の女を口説きなよ。君、顔だけはいいんだから困らないだろうに、そっち方面」
「困らんね。だがめんどくさい、セックスが」
「…っはあ!?」
「私は誠実でいたいのだよ。他者に対して、自分に対して。ご婦人方はリジーのように物分りはよくない」
な?と言ってエリザベスの頭を撫でると、少し誇らしげな顔でグラハムの手に頭を擦り付けてくる。
実際、滅多にここに遊びに来るわけではない自分を、忘れず、文句も言わず、挙句、疲れ果ててすぐにでも眠りたいときにただじっとして抱き締めさせてくれるエリザベスの温もりが自分を癒してくれるのは事実なのだ。
案外、一人でいる事が苦手なのだ、グラハムは。
「…なんだか聞いててむかっ腹が立ってくる贅沢な悩みだねえ…久しぶりに君の事殴り飛ばしたくなったよ、今」
「人肌だけを求める日だってあるだろう、君にも。そんなときに割りと激しい運動を求められても答えられんよ」
「エースパイロットの台詞じゃないね。27歳の青年の言葉でもないだろう。疲れるには若すぎやしないか?」
「私は化け物じゃないぞ?君の作ったじゃじゃ馬に体力を奪われてるんじゃないか」
「ああ、薮蛇を突いてしまったようだ。まだ試作機なんだよ、改善するから気長に付き合って欲しいな」
「まあいいさ。それがなくても今はリジーが一番なんだ。それに、じゃじゃ馬慣らしに付き合うのも楽しいさ」
エリザベスの方こそグラハムの隣が気に入っているような様子で心地よさそうに目を閉じているのを見てしまっては、飼い主としてもこれ以上文句は言えない。
やれやれ、と肩を竦め、「寝るならベッドで頼むよ」と、友人をゲストルームへ追いやった。
グラハムのあとを当然のようにエリザベスが付いて行ったが、もはや呼びとめる努力もむなしいだけだとつい今しがたまでグラハムが占領していたソファーに深々と腰をかける。
初めてグラハムがやってきたとき、人見知りなエリザベスは彼を避けてリビングから逃げてしまった。
いつの間に手懐けたんだろうと過去を回想してみたが、気がついたらエリザベスの方がグラハムべったりになってしまっていたような気がする。
犬は人の寂しさに敏感だと言うし、実際カタギリ自身そう言うエリザベスに癒されている口であるから、グラハムが手懐けたと言うより、彼の中の弱さに彼女が手を差し伸べたくなっただけなのかもしれない。
そんなことを考えていたら、どこへ出かけていたのか、小さな猫用玄関を潜ってもう一匹の同居人が帰ってきた。
「お帰りエイミー。餌かい?」
声をかけたが、気紛れな彼女もどうやらグラハム目あてらしい。
ゲストルームの扉をカリカリと引っかき始め、このうちの住人はどうしてこう誰も彼もやつに甘いのだろうか、と、一番しょっちゅう甘やかしている筆頭である事を棚に上げて溜息を落とした。
この扉を開けたら、きっと暫くエリザベスとエイミーの喧嘩がおさまらないだろう。
普段仲が悪いわけではないのだが、それは彼女たちがお互いの領域を侵さないようにしているからである。
だからカタギリも自分は自分のベッド、エリザベスにはエリザベスの寝床、エイミーにはエイミーの、と住み分けさせていると言うのに、彼が来ると大抵こうなる。
いっそ喧嘩させてやろうかと人の悪い事を考えたが、実行に移すことはやめておいた。
今日のグラハムが微妙に落ち込み気味な原因を作ったのが自分である自覚があるからだ。
カタギリの作った試作機のテスト飛行があったのだが、あまりにピーキーな制御系にさすがのグラハムでも一瞬反応できず、危うく墜落しかけたのである。
アレに乗っていたのがグラハムでなかったら、あの試作機は間違いなく高級な棺桶になっていた事だろう。
寧ろ失墜しかけた機体を見事に立て直した腕を誇ってもいいと言うのに、制御しきれなかったことのほうに落ち込むらしい。
カタギリにしたってそんな制御の難しい機体を作りたいわけじゃなく、これからどう擦り合わせて行くのか、そのデータを得るためのテスト飛行だったのだが。
量産機にするまでに、あとどれくらい彼は「じゃじゃ馬」と格闘する羽目になるのだろうか、と、苦笑が浮かぶ。
「おいでエイミー。今日は僕と寝ようか」
やはりグラハムは物分りのいい人間の彼女を作るべきだ。
こんな日にともに酒を飲むのが親友である自分だと言うのはともかく、その後甘える相手が犬であるのは如何なものか。
そう考えてから、自分も同類か、と、特に抵抗なく腕におさまってくれたエイミーを抱えて寝室の扉を潜る。
無性に人寂しくなる癖に、親密に女性と付き合うと疲れ切ってしまう。
グラハム以上に不規則な生活にいるおかげで喧嘩をすることも多かったし、だからこうして彼女らを飼う事になった。
だが、断じて雌を選んで飼ったわけじゃない。
たまたまケージの中から選んだのが彼女たちだっただけで。
もしもこれが無意識下に優しい母性を求めてのことだったら、それは相当重症なのだろうが。
「お休みエイミー。ああ、ホントだ。癖にならないように僕も気をつけよう」
柔らかい毛並みに鼻先を埋めて眠ることが、これほど心地いいとは。
そんなことを考えて苦笑を浮かべ、柔らかな夜の静かな眠りに落ちるのだった。
****************
ハムは周りに誤解を招くような発言を誰に対してもすると思うよ!
って言うので、それはどんな発言か、と邪推した結果。ハムは動物にもモテモテならいいんだから!
同じ事をフラッグにもしていると思います。
そして格納庫の入り口でハワードとかダリルとかが「さすが隊長、モテるなあ」とか感心してるんだけど、口説いてるのはフラッグでした、的な(笑)
それにしてもこのビリグラ、口調が偽者である。
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プロフィール
HN:
雪邑古都音
性別:
女性
職業:
マダヲ
趣味:
だらけること。サボること。怠惰で怠慢なこと(´ー`)
自己紹介:
爽やかに変態です。
ぽつぽつ呟き落とし中(*´ω`*)
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